僕の人生を変えた言葉、「小さく始めなさい」。

僕は2007年に弁護士登録した、60期の弁護士です。
丸7年京都市内の法律事務所に勤務し、2015年に独立。
今はパラレルワーカーとして、弁護士だけでなく、HPや動画制作などを通じて士業をサポートする仕事もしています。
この連載では、仕事が辛くて仕方なかった新人弁護士時代から、今までの軌跡をまとめています。
過去の僕のような方に届けば、嬉しいです。
前回の振り返り
重い腰を上げてセミナーに参加した結果、「弁護士を辞めて生きていける強みなんて無い」とハッキリ分かりました。
一方で、僕がやりたいことは、「意識と行動で人生は好転するということを、多くの人に伝えること」だと発見できました。
そして、何をして良いのか途方に暮れていたところ、人生を変える言葉に出会いました。
人生を変える言葉
当時僕は、たくさんの本を書いたり、セミナーや講演会に何百人も集まるような方に憧れていました。
でも、そうなる方法が全く分からず途方に暮れました。
そして迎えた、連続セミナーの最終日。
「あぁ、今日で終わってしまう。結局、明日から何をすれば良いのか分からない…」
そんな思いでした。
そして藁にもすがる思いで、講師の方に「まず何をすれば良いですか?」と相談しました。
するとその方は、「小さく始めなさい」と教えて下さいました。
要約すると、
今凄い人だって、最初は何の実績もない無名の個人だった。
セミナーをしたいんだったら、最初は無料や安価でも良いし、友達や知り合いに頼んで参加してもらっても良い。
やると決めたら、一生懸命コンテンツを作るでしょう?
そうやって、良いコンテンツを作って、実績を積んでいきなさい。
そうするうちに、少しずつ規模は大きくなっていくから。
この言葉を言われて、ハッとしました。
また一発逆転を狙っていた自分
僕が憧れていた人達というのは、例えるならビルの100階に居る人。
地上に居る僕は、一気に100階まで行く方法を考えていました。
だけどそんな方法、あるはずないんですよね。
僕はいつも、「人生を変える一発逆転の方法」ばかり探していました。本当に悪いクセです。
そうじゃないんです。
100階に行くためには、一歩一歩階段を上らないとダメなんです。
それが、「小さく始める」ということです。
100階までは、とにかく遠いです。
だけど、「明日から何をすれば良いか」が分かって、光が見えたような感覚でした。
「小さく始めなさい」と言われて10年近く経ちますが、新しいことを始める時、道に迷った時、いつも思い出します。
そしてここから、ようやく行動が始まります。
これについては、また次回お話しします。
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もし「仕事が辛い」「移籍を考えてる」「他の仕事も考えてる」といった方がいらっしゃいましたら、コーチングもオススメです。
移籍も選択肢の一つ
弁護士自体は嫌じゃないけど、事務所が合わないという方は、移籍もオススメです。
やりたいことは見つかったけれど、実現方法が分からず途方に暮れていました。
そんな中、「小さく始めなさい」と教えられ、一気に光が見えました。
今でも僕を支えてくれる、大切な言葉です。