行動できない2つの典型例!「まず何をやるか」を具体的に決めよう

以前の僕は、「典型的な行動できない人」でした。
※そのエピソードは、ラジオでお話しました。
2013年にようやく人生の歯車が回り始め、今では「行動力がある」と言われることさえあります。
ただ僕は、「本当にやりたいことに向かって、『以前より』行動できるようになっただけ」。
何でも行動できるような、「万能の行動力」なんてありません(その証拠に、多くの人が集まる場に行くのは苦手)。
本当にやりたいことに向かうことでも、今でも行動できないことは沢山あります。
行動できない2つの典型パターン!
1.目標までの行動が見えていないから、行動できないパターン
2.行動は見えているけど、行動できないパターン(心理的ハードル、時間的ハードルetc)
今回は、1について解説します。
よくあるのが、「○○したいけど行動できない」という悩みです。
例えば、
・海外留学したいけど行動できない
・起業/独立したいけど行動できない
・世界中を笑顔にしたいけど行動できない
でも、「○○」という目標までの具体的なステップが見えてないと、行動できないのは当然です!
これは心理的ハードルではなく、「そもそも何をやって良いか分からないから」です。
それなのに、
・才能が無いから
・勇気が無いから
・実績が無いから
・自信が無いから
みたいな話に行っちゃうのは、もったいないです。
結構あるのが、「遥か遠くを見過ぎ」という状態です。
正確に言うと、目標自体は遥か遠くで良いんです。
でも同時に、足元も見ないとダメなんです。
僕もそうだったんですが、「遥か遠くの目標に、一歩で行ける方法」を探しちゃうんですよね…。
でもそんな方法はなくて、「千里の道も一歩から」です。
初めての場所に旅行に行く時、まず何をしますか?
家から目的地までの経路を調べませんか?
すると、「何時に家を出て、最寄り駅まで歩いて、どこ行きの電車に乗る。どこどこで下りて、乗り換える」みたいに、全ての具体的行動が分かりますよね?
経路も分からないのに、「とにかく出発しなさい」というのは無茶ですよね?
つまり、「目的地までの経路(具体的行動)が見えるからこそ、出発(行動)できる」わけです。
ところが「やりたいこと」の話になると、この発想が抜けがちです。
例えば「独立したい」という目標があっても、全く経路が見えてない状態では、行動できません。
そもそも何をやって良いか分からないからです。
もちろん旅行と違って、経路をハッキリ描くことは難しいです。
でも、「まず何をするか」という具体的な行動を考えるのは可能ですし、とても大事です。
それは、「今日とか明日、何をするか」というレベルの話です。
例えば「イラストレーターとして独立したい(それ一本で生活したい)」なら、まず今日とか明日、何をするか、です。
具体的行動を描く、3つのポイント
1.細分化して、とにかくハードルを下げる
2.とにかく具体化する
3.自分でコントロールできるものにする
1.細分化して、とにかくハードルを下げる
自分でも笑っちゃうくらい、ハードルを下げましょう!
例えば「人気YouTuberになりたい」という場合、まずは、
・とりあえずアカウントを作る
・YouTube関連の本を1冊買う
・自分と同ジャンルのチャンネルを1日3つ見る
・誰にも見せなくて良いから、スマホで動画を録ってみる
ここまで下げます。ベイビーステップです。
・誰々に1通メールする
・1回ツイートしてみる
・親友に話してみる(会おうと誘ってみる、でもOK)
とかでもOKです。
人に言うと笑われそうなら、言わなくてOKです。
2.とにかく具体化する
①行動しようと思った時に、「どうやるんだっけ?」と考える余地がないくらい、具体化します。
例えば、「ファンを増やす行動をする」とかだと、「ファンを増やす行動って何だ?」ってなりますよね。
②「それをやったかどうか、評価の余地がないくらい具体的なこと」にします。
例えば「できるだけ○○する」だと、「できるだけ」の部分が評価に左右されます。
他方、「1日5ツイート」だと、評価の余地がありません。
③期限を決めるより、「いつ何をするか」の方が良いです(あるいは期限+「いつ何をするか」両方決める)。
期限だと、「いつやるか」という判断が入るからです。結局先延ばししがちです。
④とにかく、判断の余地を減らします。
僕の中では、「人間はとにかく怠けるもの」という前提があります。
できるだけ判断の余地を減らして、行動に移しやすくします。
もちろん「何をするか」を考える段階では、色々と考えます!
3.自分でコントロールできるものにする
「Twitterのフォロワーを1,000人にする」とか「○○に採用される」だと、それが実現するかどうかは他人次第です。
あくまでも「自分の行動」なので、自分でコントロールできるものにフォーカスして下さい。
「Twitterのフォロワーを1,000人にするために、1日5ツイートする」
「○○に採用されるために、1日1つ作品を作る」
こんな感じです。
行動すればするほど、行動力はつく
今回は、かなり具体的に、細かい話をしました。
ただ行動できるようになってくると、今回書いたようなことは、半分無意識でやれるようになります。
最初はぎこちなくても、まずは小さく始めてみてください!
まとめ
典型的な「行動できない人」だった僕でも、以前より行動できるようになりました。
行動できない典型的パターンは、大きく分けて2つです。
1.目標までの行動が見えていないから、行動できないパターン
2.行動は見えているけど、行動できないパターン(心理的ハードル、時間的ハードルetc)
今回は、1についてお話しました。
目標までの具体的なステップが見えてないと、行動できないのは当然です。
旅行の際、経路が分からなければ、出発できないのと同じです。
ぜひ、今日・明日のレベルで「まず何をするか」を考えてみてください!