【動画有】弁護士過疎地域に無関心だった僕が、動画を作って感じたこと。
2020年11月24日に、「日弁連ひまわり基金20周年記念シンポジウム『ここに弁護士がいてよかった』」というイベントが開催されました。
それに向けて制作した動画が公開されましたので、ご紹介します!
そもそも、弁護士過疎問題とは?
日本各地に、弁護士が居ない又は少ない「弁護士過疎地域」があります。
人がいる限りトラブルは起こるので、弁護士の力が必要になる場面があります。
ところが弁護士が居ない又は少ないと、それが難しくなります。
弁護士は、「社会生活上の医師」と言われることがあります。
お医者さんが少ないと困るように、弁護士が少ないと困るというわけです。
そこで日本弁護士連合会は、そういった地域に「公設事務所」を作ったり、地方で開業しやすいように資金援助もしています。
今年は、全国初の公設事務所開設から20周年という節目の年でした。
無関心だった僕が感じたこと
これまで僕は、弁護士過疎問題に無関心でした。
司法試験合格前も、合格して就職活動をする時も、弁護士になってからも、過疎地域で弁護士をするという発想は全くありませんでした。
ただそれは、積極的に「嫌だ」と思っていたわけではなく、単に「情報に触れる機会が少なく、検討する機会すら無かった」という感じです。
そんな僕が動画制作業者として、日弁連から動画制作の依頼を頂きました。
一から過疎問題について学び、過去に過疎地へ赴任した先生方・日弁連で過疎問題に取り組む先生方と何度もお話しました。
そして北海道枝幸町・奈良県桜井市・福岡県田川市で撮影し、実際に過疎地で働く弁護士の話を聴き、仕事と生活を見てきました。
どの制度もそうですが、もちろん万人に合うとは言いません。
ただ、「過疎地で弁護士をすることには、想像を遥かに超える魅力があった」というのが僕の感想です。
実際に話を聞いて、初めて分かったことも沢山ありました。
そして弁護士過疎に関わる多くの弁護士に出会いましたが、とにかく人間的な魅力に溢れる弁護士ばかりでした。
特に、実際に赴任した弁護士が、過疎地赴任を強く勧める姿が印象的でした。
現地の様子が伝わる動画をぜひ!
文字ではなかなか伝わらないので、ぜひ動画をご覧下さい。
・なぜ過疎地へ行ったのか?
・過疎地の魅力は?
・現地での生活は?
他にも、色んな話を聞きました。
現地の映像も沢山ありますので、ぜひ!
まとめ
日弁連のYouTubeで、弁護士過疎に関する動画が公開されました!
僕が動画を制作させて頂きましたが、ブログでは、弁護士過疎問題に無関心だった僕が感じたことも書かせて頂きました!