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「理想の仕事」の探し方【後編】〜3つのヒント〜

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約10年前、仕事が辛かった僕は、「本当にやりたいことは何だろう?」と考え始めました。

そして前回、ようやく「理想の仕事」の輪郭がハッキリした話をしました。

今回は、約10年に渡る試行錯誤を踏まえ、「理想の仕事」を見つけるヒントをお話します!

結論

  1. どういう時に深い幸福感・充実感を覚えるのか意識(観察)する
  2. なぜ深い幸福感・充実感を覚えるのか、という核(コア)を考える
  3. その感覚を、より多く・より長く感じられる仕事を考え、行動する

①どういう時に深い幸福感・充実感を覚えるのか意識(観察)する

仕事・プライベート関係なく、日常のあらゆる場面で意識してください。

過去を思い出してみるのもオススメです。

「ずっとこんな時間が続けばいいのに」

そう思うほど、心から満たされる瞬間です。

人によっては、大人数でワイワイと盛り上がる瞬間かもしれません。

人によっては、一人で静かに過ごす瞬間かもしれません。

これは、必ず自分の中に答えがあります

人と比べる必要も、人に共感してもらう必要も、人に説明する必要もありません。

注意して欲しいのは、「誰がやっても幸せなこと、充実感を覚えることは除外する」ということ。

例えば、

  • 美味しいものを食べる
  • 二度寝する
  • ゲームをする

このあたりは、基本的には誰がやっても幸せ(楽しい)です。

そうではなくて、もっともっと深い、自分固有の、奥底に響くような幸福感・充実感を探してみてください。

もちろん「美味しいものを食べる」「ゲームをする」なども、人一倍幸福感・充実感を覚えるなら、それが理想の仕事につながる可能性もあります。

要は、
「周りの人が『好き』『楽しい』って言うレベルとは、自分はちょっと次元が違うな」
そう思えるようなことです。

②なぜ深い幸福感・充実感を覚えるのか、という核(コア)を考える

ある仕事をしていて、深い幸福感・充実感を覚えたとします。

その場合、その仕事のどういう部分が自分に刺さったのか掘り下げる作業です。

その答えが、「あぁ、自分はこれに深い幸福感・充実感を覚えるんだな」という核(コア)です。

プライベートでも、ある瞬間に深い幸福感・充実感を覚えたなら、そこから核を探します。

僕の場合は、「美学を表現する」ということが核だと分かりました。

これくらい抽象度の高いものです。

ポイント1:職業や作業単位で考えない

例えば営業の仕事をしていて、深い幸福感・充実感を覚えたとします。

でも、「営業職なら何でも良い」というのは、まずあり得ません。

営業職でも、売るものもお客様も全然違うからです。

ですから、自分が何に深い幸福感・充実感を覚えたのか、もっともっと絞って掘り下げます。

その核が分かれば、営業職以外でもそれを味わうことはできますし、もっと強く味わえる仕事があるかもしれません。

同じように、作業単位で考えるのではなく、もっともっと絞って掘り下げます。

例えば動画編集をしたり、イラストを描いていて、深い幸福感・充実感を覚えたとします。

これも、「動画編集・イラストなら何でも良い」というのは、まずあり得ません。

じゃあ、何が深い幸福感・充実感の源泉なのか。これを考えます。

ポイント2:「人の役に立てたから」という理由は不十分

深い幸福感・充実感を覚えた理由を掘り下げた結果、「人の役に立てたからだ」「人に喜んでもらえたからだ」という結論は不十分です。

それが答えならば、「人の役に立てることなら何でも良い」「喜んでもらえることなら何でも良い」ということになります。

確かに、どんなことでも人の役に立ったり、喜んでもらえれば嬉しいです。

でも、その嬉しさは、どんなことで、どんな人の役に立てたか(喜んでもらえたか)、ということで強弱があります。

ですから、「人の役に立てた(喜んでもらえた)から幸福感・充実感を覚えたんだ」ということで終わらず、どんなことで、どんな人の役に立てたから(喜んでもらえたから)嬉しかったのか、ということを考えてください

客観的には人の役に立っているのに、それほど嬉しくない場合と対比するのも有効です。

③その感覚を、より多く・より長く感じられる仕事を考え、行動する

②で見つけた「核」を基に、どういう仕事なら、より多く・より長く幸福感・充実感を感じられるか、ということを考えます。

その答えが、「理想の仕事」です。

一発で見つけるのは極めて難しいので、長い人生の中で、何度も何度も①〜③を繰り返してください

そのたびに、精度が上がっていきます。

ここでも、職業単位で捉えてはいけません。

なぜなら、「私の理想の仕事は、○○という仕事だ」という答えは広すぎるからです。

その仕事が、将来消滅することだってあります。

仕事は、

  • どういう仕事をするか
  • どういうお客様に商品やサービスを提供するか
  • どういう環境で仕事をするか
  • どういう人と仕事をするか
  • どれくらい働くのか
  • どれくらいの収入を得られるか

大体こういう要素で成り立っています。

どの要素がどうなっていれば良いのか、という感じで考えてみてください。

ただ、頭で考えた結論は仮説にすぎません。

そこで、実際に行動して体験してみましょう

もちろん、次々転職するという意味ではありません。

リスクの少ない範囲で、副業でやってみたり、調べてみたり、手を動かしてみるわけです。

例えば「こういう動画を作りたい」と思ったら、スマホのカメラで撮影して、無料の編集ソフトで良いのでやってみる、という感じです。

誰かの仕事を手伝ってみるのもオススメです。

コーチングもやっています

「一人だと上手くいかない」
「対話しながら考えたい」
「もっと深く知りたい」

そういう方にオススメです。

まとめ

僕自身の約10年に渡る試行錯誤を踏まえ、「理想の仕事」を見つけるヒントをお話しました。

  1. どういう時に深い幸福感・充実感を覚えるのか意識(観察)する
  2. なぜ深い幸福感・充実感を覚えるのか、という核(コア)を考える
  3. その感覚を、できるだけ多く・長く感じられる仕事を考え、行動する

ぜひ試してみてください!

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パラレルワーク弁護士
弁護士(16年目)|「人・企業・モノの魅力を伝えたい」という想いから、HP・動画・チラシ・パンフレットの制作、ライティング、コーチング等も行うフリーランス|士業の専門用語も理解できますのでスムーズにご依頼いただけます|士業からのご相談は無料|士業向けHP:https://office.reo7a.com|
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