批判・意見を成長につなげる3つのステップ!
批判・意見をされたら、どう感じますか?
生きていれば、批判・意見されることはありますよね。
- 仕事だったら、上司、顧客、関係者、同業者、時には部下からも。
- ブログを書いていたら、色々言われることもあるでしょう。
- Facebookで何気なく投稿したら、厳しいコメントをもらうこともあるでしょう。
- 家族や友人から、色々言われることもあるでしょう。
そういう時、あなたはどういう反応をしますか?
自己正当化は当然の反応!
多くの人が、実際口に出すかどうかは別として、こう言いたくなるはず。
- これにはこういう意図があるんです!
- そういうつもりじゃなかったのに!
- 忙しくて時間が無かったんです!
- 誰々がちゃんとやってくれなかったから!
- 私だって大変なんです!
- 俺だって頑張ってるんだ!
- そっちの受け取り方が悪い!
- そっちだって!
要は、「だから、自分は悪くない!」という自己正当化です。
でも、人間というのは自分が正しいと思いたい生き物なので、自己正当化したくなったり、ムッとするのは当然の反応!
だから、「自己正当化したくなる自分って、どうなん?」という問いは不要。「自己正当化したくなっちゃうのは仕方ないよね〜、そういうものだから」ということを前提にしましょう。
ここからが更に大事です。
自己正当化したくなった後、2種類に分かれます。
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- 自己正当化で終わってしまう人。
- 成長に繋げられる人。
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1.自己正当化で終わってしまう人。
あなたの周りにも、いませんか?
- 絶対非を認めない人。
- 絶対謝らない人。
- 批判や意見をされると、怒ったり、怒鳴ったり、ふてくされる人。
- 理解困難な理屈や主張を展開してくる人。
これ全部、自己正当化で終わってる人です。あらゆる手を尽くして「自分は正しい」と主張し、自分を守っているわけですね。
「自分は正しい」の行き着く先は、「だから自分は変わらなくて良い」です。
ですから、自己正当化に終止する人に、成長はありません。
2.成長に繋げられる人。
成長に繋げられる人は、自己正当化したくなる自分に気付き、フラットな視点で成長の種を探します。
具体的には次のステップです。
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- 自己正当化したくなっている自分に気付く。
- 一呼吸置く。
- 批判・意見の中に、自分が変えられる部分を探し、対策を考え、実行する。
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批判・意見をされて、「いや、だってさ!」と反応しそうになったら(←これ自体は自然な反応)、「あ、今自己正当化しようとしてるな」と気付きましょう。これが出来るようになるだけで、物凄い変化です!
そして一呼吸置いてフラットな視点に戻し、
- 自分に、何か原因はなかったか?
- 今後同じようなことが起きないように、何か対策は取れないか?
- もっと良くすることはできないか?
そうやって成長の種を探します。
念のため、「成長の種を探す」というのは、自分を責めるという話ではありません。 未来に向かって、「ここをこうすれば、もっと自分は良くなる!」というプロセスです。
悪い人探しではありません!
「相手が悪いか・自分が悪いかを決める」という話ではありません。
多くの場合、相手にも至らない点があるし、自分にも至らない点があります。
その時に、相手の至らない点を責めて自己正当化するのか、自分の至らない点に目を向けて成長し続けるのか、という「考え方」の話です。
まとめ
批判・意見をされたら、つい自己正当化したくなる自分に気付き、一呼吸置いて、成長の種を探しましょう。
批判・意見をされることは、辛いです。誰だって、手放しで賞賛されたいです。ですから、いくら「成長に繋げられる」と言っても、「ヒャッホー!ウェルカム!!」とはなりません。
でも、どうしても批判・意見をされることはあります。
そうであるならば、成長の機会にしてしまいましょう!