「本当にやりたいこと」とは、「人や社会に、こういう影響を与える存在でありたいと思えること」

本当にやりたいことを見つけるために極めて重要なことは、「本当にやりたいことを見つける方法を知ること」です!
前回、「本当にやりたいこと=特定の職業・職種ではない!」とお話しました。
「じゃあ、一体何なの?」という話になりますよね。今回は、僕の答えをお話します。
「本当にやりたいこと」とは?
結論を言いましょう!
「本当にやりたいこと」とは、「人や社会に、こういう影響を与える存在でありたいと思えること」です!
「思えること」というのは、「できればそうしたい」というレベルではありません。
心が震えるような、心の底から喜びが湧き上がるような、いくらでもパワーが湧いてくるような、それくらい強く思えることです。
人間の命は有限です。その有限の命、残された人生を使って、こういう存在でありたいと心から思えることです。
今は見つかってなくても大丈夫です。そんな簡単に見つかるなら、誰も苦労しません。まずは、「そういうものなんだ」と思って読み進めて下さい。
探しものを特定する!
「本当にやりたいこと」を探している人は沢山いますが、「じゃあ、その探そうとしているものが何なのか?」を分かっていない人も少なくありません。
探しものを見つけやすくする方法は、探しものを特定することです。プレゼントを探すときも、「何か喜んでくれそうなもの」だとなかなか見つかりませんよね。
ですから僕は、「本当にやりたいこと」=「人や社会に、こういう影響を与える存在でありたいと思えること」と特定しました。
ということは、「本当にやりたいことを見つける」とは、「自分は、人や社会に、どういう影響を与える存在でありたいと思うのかを見つける」という意味になります。
- 私、別に人や社会に影響を与えたいとか思ってないです。
- 私なんかが、人や社会に影響を与えられるとは思ってないです。
そう思った方も多いはずですが、後日説明しますので一旦流して下さい。
例えばどういうこと?
僕の「本当にやりたいこと」は、「意識と行動で人生は好転するということを伝える存在でありたい」ということ。
他にサンプルを挙げると、
・人が生まれ持った才能や力を発揮させる存在でありたい
・穏やかな心を取り戻させる存在でありたい
・心身の健康を守る存在でありたい
・世の中の不便・不自由を失くす存在でありたい
こんな感じです。
ポイントは、「本当にやりたいことは、抽象的である」ということ。
「本当にやりたいこと」は、具体的な仕事・活動を指すものではありません。
「どんな仕事や活動をするかは分からないけど、とにかくこういう影響を与える存在でありたい」。これが「本当にやりたいこと」です。
そして、その「本当にやりたいこと」を実現する手段として、仕事を始めとした活動をするわけです。
ですから、まず考えるべきは、目的。つまり、「自分は、人や社会に、どういう影響を与える存在でありたいのか?」ということです。
まとめ
- 「本当にやりたいこと」とは、「人や社会に、こういう影響を与える存在でありたいと思えること」。
- 「本当にやりたいことを見つける」とは、「自分は、人や社会に、どういう影響を与える存在でありたいと思うのかを見つける」ということ。
- 仕事は、「やりたいことそのもの」ではなく、「やりたいことを実現する手段」。
- まず考えるべきは、目的。つまり、「自分は、人や社会に、どういう影響を与える存在でありたいのか?」ということ。