誰もが毎日人や社会に影響を与えている!どんな影響を与えたいか考えてみよう!

僕がいつも質問すること。
「本当にやりたいこと」とは、「人や社会に、こういう影響を与える存在でありたいと思えること」。
ですから僕は、コーチングやセミナー等で、折に触れてこう問いかけます。
- あなたはこれから残りの人生で、人や社会に、どういう影響を与える存在でありたいですか?
ところが、多くの人はこう答えます。
- 私、別に人や社会に影響を与えたいとか思ってないです。
- 私なんかが、人や社会に影響を与えられるとは思ってないです。
そう答える人は、「影響」というものを大きく考え過ぎています。
- 多くの人の人生を変えるようなこと
- 歴史の教科書に載るようなこと
- 社会を驚かせるようなこと
そういう大きなことを想定しているのでしょう。
でも、影響を与えたいと思っているかどうか、そして、与えられると思っているかどうかに関わらず、実は誰もが、毎日、人や社会に影響を与えています。
誰もが、毎日、人や社会に影響を与えている!
例えば今日あなたは、誰かと話したり、メール・LINEをしたり、挨拶されたり、SNSを見たり、接客されたりしましたか?
あなたはその過程で、
- 喜んだり
- 笑ったり
- 腹が立ったり
- 悲しくなったり
- 気づきをもらったり
- イラッとしたり
- やる気が出たり
したはずです。同じようにあなたも、日常の中で誰かを喜ばせたり、不快にさせたり、気づきを与えたりしています。
「影響与えるぞー!」なんて思わなくても、感じの良い対応をすれば「気持ち良いな」「嬉しいな」と思われるし、感じの悪い対応をすれば「嫌な人だな」と思われるわけです。
これが、「誰もが、毎日、人や社会に影響を与えている」ということです。
「自分が与える影響」に自覚的になろう!
ポジティブ・ネガティブ問わず、誰もが毎日影響を与えているんですから、
- 自分がどんな影響を与えているか?(現在の話)
- これからどんな影響を与えたいか?(未来の話)
これを考えることは非常に重要です。なぜなら、「こういう影響を与えたい」と心から思えば、有限である時間・労力・お金の使い方が大きく変わるからです。
「どんな影響を与えたいのか分からない」というのは、行き先の分からない旅を続けるようなものです。
自分がどんな影響を与えたいのか分かっている人と、分かっていない人。
両者の人生がどういう風に分かれていくか、想像してみて下さい。
与えたい影響を与えることで幸せを感じる!
人は、誰かにポジティブな影響を与えると幸せを感じます。「喜んでもらえて嬉しかった」という経験は、誰にでもあるはずです。
それだけでなく、自分が心から与えたい影響を与えられれば、それこそ「生まれてきてよかった」と思える程の幸せを感じます。
これは、特別な才能を与えられた一部の人達の特権ではありません。あなた自身も、得ることのできる幸せです。もちろん、それには意識と行動が欠かせません。
まとめ
あなたが影響を与えたいと思っているかどうか、そして、与えられると思っているかどうかに関わらず、誰もが、毎日、人や社会に影響を与えています。
ですから、「自分がどんな影響を与えているか?これからどんな影響を与えたいか?」を考えることは非常に重要です。
そしてそれを見つけ出し、そういう影響を与える存在であり続ければ、より幸せを感じることができます。
人生は有限です。
残りの人生で、人や社会に、どういう影響を与える存在でありたいですか?
それが、あなたの人生の地図になります。
ぜひ、考えてみて下さい!