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【オススメ本「運動脳」】脳をフル活用して仕事の質を高めたい方にお勧め

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「運動は体にいい」

漠然とわかりながらも、なかなか運動習慣が身につかない方も多いはず。

  • 忙しくて時間がない
  • 具体的な効果がわからない
  • どんな運動が効果的かわからない etc

その気持ちは、痛いほどわかります。

しかしこの「運動脳」という本を読むと、「とにかく運動しよう!」という気持ちになるかもしれません。

どんな本?

結論を簡単に言うと…

運動は脳にとって良いことが盛りだくさんなので、とにかく運動しよう!

著者は、スウェーデンの精神科医であるアンデシュ・ハンセンさん。

ベストセラー「スマホ脳」の著者でもあり、「世界一受けたい授業」(日テレ系)にも出演。

Amazonの商品ページに具体的な説明もありますが、この記事では、特に刺さったポイントを紹介します

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ちなみに僕は、約3年ほぼ毎日ランニングを続けています。

そこで実感した効果が、本書を読んで腑に落ちました(経験談は後日改めて)。

やっぱり運動は大事です!

この本がオススメな方
  • 集中力・記憶力・創造性を上げたい方
  • メンタルバランスを保ちたい方
  • 仕事の質を高めたい方
  • 研究や実験による裏付け、脳の仕組みなども知りたい方
この本をオススメしない方
  • 根拠や裏付け、脳の仕組みよりも、サクッと結論やノウハウだけ知りたい方

本書が勧める運動とは?

まず何よりも重要な点。それは、たとえわずかな1歩でも脳のためになる、ということだ。

もちろん5分よりは30分のほうがいいが、5分でもまったく価値がないわけではない。

(中略)より高い効果を望むなら、最低30分のウォーキングをしよう。

脳のための最高のコンディションを保つためには、ランニングを週に3回、45分以上行うことが望ましい。

重要なポイントは、心拍数を増やすことだ。

P355より引用

「45分以上のランニング」と聞くとハードルが高く聞こえますが、20分や30分でも良いということも繰り返し書かれています。

基本は、ただ走る(ただ歩く)だけ

特別な器具もコツも不要というのがわかりやすいです。

運動がもたらす効果とは?

本書で紹介されている効果をいくつか紹介します。

身体を動かすことほど、脳に影響をおよぼすものはない。

(中略)運動をすると気分が爽快になるだけでなく、集中力や記憶力、創造性、ストレスに対する抵抗力も高まる。

そして情報をすばやく処理できるようになる。つまり思考の速度が上がり、記憶のなかから必要な知識を効率的に引き出せるようになる。

(中略)混乱した状況下で意識を集中させ、心が乱れていても平常心を取り戻すことができる。

P11より引用

身体を活発に動かした人の脳は機能が向上し、加齢による悪影響が抑制され、むしろ脳が若返る

P35より引用

ストレスがゼロの生活を送ることは、まず無理だ。

それよりもストレスに対する抵抗力を高めるほうが、はるかに賢明といえよう。

そして、それこそが運動のもたらす恩恵

P101より引用

ウォーキングにうつ病を防ぐ効果があることも明らかになった。

毎日20分〜30分ほど歩くことで、うつ病を予防できて気持ちが晴れやかになる

P177〜より引用

運動やトレーニングをすると、アイデアを活かす力が高まるだけでなく、アイデアそのものがあふれ出るようになる

P276〜より引用

毎日、意識的に歩くと認知症の発症率を40%減らせる

P319より引用

これだけ「良いこと」ばかり並べられると、「本当?」と疑いたくもなります。

しかし本書では、裏付けとなる実験や論文、脳の働きなどにも触れながら、しっかり解説されています

ですから、結論だけ書かれたノウハウ本よりも説得力・納得感があります。

そして、未解明なことはちゃんと未解明と書かれている点も信頼できます。

なぜ運動が、そんなに脳に良いのか?

これは凄く面白い話で、人類の歴史を1日に短縮すると…

午後11時40分まで

狩猟採集生活を送っていた

午後11時59分40秒

工業化社会が始まった

午後11時59分59秒(つまり最後の1秒)

デジタル社会、つまりネットにつながった

つまり、人類の歴史の大半は狩猟採集生活。

そこから我々の生活様式は、脳の進化の速度を遥かにしのぐ速さで変わったんです。

ですから、

生物学的には、私たちの脳と身体は今もサバンナにいる

P344より引用

つまり、脳にとって良いこと=狩猟採集時代に良いとされたこと

ですから脳は、「狩猟採集時代において良いこと」をさせようとします。

脳は、身体を活発に動かすとドーパミンを放出して気分が爽快になるようにプログラムされている。

それは、狩りが生存の可能性を増やすからだ。

そのほか危険な猛獣から逃げたり、住みやすそうな場所を探したりすることも、生存の可能性を増やす。

脳は1万年前からほとんど進化していないため、現代の私たちにも、そのメカニズムが残っている。

そのため、祖先の生存の可能性を増やした行為と同じことをすれば、脳はそれを繰り返させようと快感を与えてくれる。

私たちがランニングやウォーキングをして家に戻ると、脳は食べ物や新しい住み処を探していたのだと解釈し、報酬として多幸感を与えてくれる。

(中略)座りがちでいると調子が悪くなる「お仕置き」をされることも、それで納得がいく。

1日中座ってばかりいれば獲物は捕まえられず、新しい住み処も見つからない。

座ってばかりいると生き残れない。

多くの現代人が心や身体を病んでしまう理由は、「脳」と「私たちの環境」の矛盾、そこにある

P348〜より引用

「忙しくて運動する時間がない」という方へ

運動したほうが良いのはわかったけど、忙しくて時間が…

その悩みについて、本書はこう述べます。

忙しくて運動する時間がない人にこそ、誰よりも運動が必要なのはあなただと伝えたい。

(中略)運動する時間をつくれば、気分が爽快になってストレスが減るだけではない。

この時間の投資は、仕事の質を向上させてくれる。

ときどき、仕事の時間を30分ほど運動にまわせば、その日の残りの時間はかえって仕事がはかどること間違いなしである。

P101〜より引用
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まとめ

スウェーデンの精神科医であり、ベストセラー「スマホ脳」の著者でもあるアンデシュ・ハンセンさんの「運動脳」を紹介しました。

運動は脳にとって良いことが盛りだくさんで、その効果とともに根拠もしっかり書かれた良書。

脳をフル活用して、ストレスに強くなり、仕事の質を高めたい方にオススメの一冊です!

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Reo
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パラレルワーク弁護士
弁護士(16年目)|「人・企業・モノの魅力を伝えたい」という想いから、HP・動画・チラシ・パンフレットの制作、ライティング、コーチング等も行うフリーランス|士業の専門用語も理解できますのでスムーズにご依頼いただけます|士業からのご相談は無料|士業向けHP:https://office.reo7a.com|
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