好きを仕事にするなら「成長と停滞のサイクル」を知っておこう!

僕は今、弁護士・HP制作・動画制作・チラシやパンフレット制作・コーチングなど、色んな仕事をしています。
これだけ色々やっていると、「成長」について、ある共通点があると痛感します。
その共通点とは、「成長と停滞が交互にやってくる」ということ。
好きを仕事にする場合、必ずと言って良いほどぶつかる壁。
その存在と乗り越え方を知らないと、大きく成長するのは難しいです。
結論
- 初期の段階は、右肩上がりに成長する
- そのうち、停滞する
- 試行錯誤しながら継続すると、さらに成長する
- そのうち、また停滞する
- この繰り返しで、中長期的に見るとちゃんと右肩上がりに成長している
1.初期の段階は、右肩上がりに成長する
何かを始めた当初は、言ってみれば「ノースキル」。
専門用語も分からない、ツールの使い方も分からない、成果も出ない、そんな状態です。
ですから、時間を掛けた分だけ成長できます。
成長を実感できるのでモチベーションも高く、新鮮なので飽きずに取り組めます。
この時期は、
- 「めちゃくちゃ向いてるわ」
- 「え?俺天才じゃね?」
- 「意外と簡単だな」
そういう錯覚に陥りがちです(ある意味、それも幸せ)。
2.そのうち、停滞する
ところがある程度続けると、時間を掛けても成長しづらくなります。
そして、
- 成果が出ない
- 成長が実感できない
- なかなか思うような作品や仕事ができない
- 色々調べたりするうちに、自分がいかに知識不足・実力不足か思い知る
そういう状態になります。
その結果、
- 「向いてないかも…」
- 「全然才能ないわ…」
- 「完全にナメてた…」
こういう自己嫌悪に陥りがち。
こういう現象を、「プラトー」と呼ぶこともあります。
簡単に言うと、「伸び悩み」です。
停滞したら、どうすべきか?
諦めるか、続けるかの二択です。
もちろん本当に向いていない、全く楽しめないことなら、諦めるのもアリです。
ただ、「伸び悩むってことは、自分には向いてないんだ」と思ったり、単純に「面倒くさい」と思って楽な道を選ぶのは勿体ないです。
なぜなら、どんなに向いていること、才能があることでも、停滞はあるからです。
一流のプロスポーツ選手でさえ、スランプはあります。
伸び悩みや面倒くさいことを理由に止めたら、結局どの分野でも諦めることになります。
3.試行錯誤しながら継続すると、さらに成長する
「続ける」という選択をしても、それまでと同じことを繰り返しても伸びづらいです。
停滞というのは、「今のやり方じゃ、もう伸びにくいですよ」という場合が多いからです。
裏を返せば、「今のやり方で成長できるところまで、もう成長しましたよ」ということ。
そこで、試行錯誤します。
- 学び方や学ぶ相手を変える
- 信頼できる人に相談する
- 作品作りのアプローチをガラッと変える
- 新しいツールに挑戦する
- 休息を取る etc
こういうことをやっているうちに、フッと霧が晴れる瞬間が訪れます。
4.そのうち、また停滞する
再び成長しても、また停滞は訪れます。
これはもう、何度も何度も訪れます。
5.この繰り返しで、中長期的に見るとちゃんと右肩上がりに成長している
「成長と停滞の繰り返し」と聞くと、同じところをグルグル回っているように感じるかもしれません。
だけど停滞を突破するたびに、確実にレベルは上がっています。
まとめ
勉強でも仕事でも、成長と停滞は交互にやってきます。
そのことを知らないと、伸び悩んだ時に「自分には向いてない」と思いがち。
それで毎回止めてたら、結局どの分野でも諦めることになります。
この仕組みと乗り越え方についてお話しました。
参考になれば嬉しいです!