色んな事が気になるHSPにオススメな対処法!

そんな「HSP(とても繊細・敏感な人)」の疑問に対して、「良くない対処法」と「オススメの対処法」をご紹介します!
HSPの解説はこちら!
https://reo7a.com/2019/11/07/hsp-no1/
※HSPにもタイプや個人差があり、後天的な性格・環境が絡んでいることもあります。
あくまでも、個人的な考え・解釈としてお読み下さい。
HSPは、どんなことが気になるのか?
HSPは、刺激に対してとても敏感です。
五感(視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚)はもちろん、感情や雰囲気などにも敏感に反応して、気になってしまいます。
例えばHSPが電車に乗ったら…
・周囲の視線
・椅子の座り心地
・他の乗客との距離感
・足を組んだ隣の人の足の裏
・車内の温度、冷房・暖房の風
・体臭・香水、喫煙者の服のにおい
・話し声・話す内容・話し方・イヤホンの音漏れ…etc
こういう、非HSPにしてみれば「実に些細なこと」に反応してしまいます。
しかも防御力が低いので、普通に生きてるだけで疲弊します。
良くない対処法
一番良くないのは、「気にしない自分」になろうとすること。
なぜならHSPは「先天的な気質」なので、「気にしない自分」にはなれないからです。
(HSPからすれば)鈍感で、「なんであんなこと平気で出来るんだろ!?」と不思議に思うような人になることは、不可能なんです。
これを知るまでは、何年も「気にしない自分になろう」と努力しました。
でも、全然ダメでした。
ファーストステップとして、「気になってしまうのは仕方ない」と割り切りましょう!
オススメの対処法!
「気になる自分は変えられない」という前提で、ポイントは2つです。
【Point1】出来るだけ刺激を避ける!
敏感に刺激を受けるのは分かっているので、その対象を減らすわけです。
HSPでなくても、体調を崩さないように気をつけたり、仕事でミスをしないように気をつけますよね?
それと同じように、予め「準備」するんです。
これは「心の準備」というより、「物理的な準備」です。
例えば…
・マスクをする
・人混みに行かない
・移動方法や時間帯を変える
・気になる物を部屋に置かない
・飲食店は静かな雰囲気や個室を選ぶ
・ノイズキャンセリングイヤホンをする
・話し声や匂いが気になったら場所を変える
人に迷惑を掛けないように注意!
他者には他者の感覚・生活・事情があります。
自分が「気になる」からと言って、周囲に何かを強要したり、怒り散らしてはいけません。
家族・パートナー・友人・同僚に「相談」したり「協力」を求めてみよう!
「実はこういうことが気になって…」と相談したり、「こうしてくれると助かる」と協力を求めるのも有効です。
HSPにとっては一大事でも、周囲の人は意外と「それくらい全然OK」と言ってくれるかもしれません。
僕が協力を求めたケース
以前勤めていた職場では、来客用の出入口と僕の席が近くて、来客から常に見える状況でした。
勤務先に相談した結果、パーテーションを設置してもらえました。
おかげで、この種のストレスは激減しました。
【Point2】刺激を避ける自分を責めない!
・男らしくない
・逃げるのはダメな人間
・こんな弱かったら生きていけない
こんな感じで、「刺激を避けようとする自分」を否定しがち…。
でも繰り返しになりますが、気になるのは仕方ないんです。
非HSPであっても、ストレスになることは避けようとしますよね。
HSPの場合、偶々その対象が広いだけ。
ストレスになる以上、避けるのは当然です!
オススメ本ー「繊細さん」の本(武田友紀さん著)
まとめ
刺激に対してとても敏感なHSPは、普通に生きていても疲弊します。
そんな特徴について、「僕なりの上手な付き合い方」をご紹介しました!
「気にならない自分にはなれない」と割り切って、出来るだけ刺激を避けましょう。
そしてその時、刺激を避ける自分を責めないようにしましょう!
HSP記事一覧
https://reo7a.com/category/hsp/