好きを仕事にしても辛いこと・大変なことはゼロにならない!
前回、「好きなことを好きなようにやっていれば、いつか好きなことが仕事になる!」と勘違いしていた話をしました。
今回は、もう一つ大いなる勘違いについてお話します。
それは、「好きを仕事にすれば、辛いこと・大変なことはゼロになる!」という勘違いです。
結論を先に言うと、
- 好きを仕事にしても、辛いこと・大変なことはゼロにはなりません!
- だけど、劇的に減ります!
僕は社会人になった後、「自分が本当にやりたいことは何だろう?」と模索しました。
そんな中、好きを仕事にした人の本をたくさん読んで、こう思うようになりました。
好きを仕事にすれば、毎日辛いこと・大変なことは1mmもなくなるんだ!
なんて素晴らしい毎日なんだ!!
そして「好きを仕事にする」と決めて、約10年。
まだまだ道半ばですが、ある程度形になりました。
実際どうかというと、今でも辛いこと・大変なことはあります。
分かりやすいのは、確定申告などの事務作業。
また、大好きな仕事でも、完成させるのは大変です。作業中は常に楽しいかというと、そんなことはありません。
情熱大陸やプロフェッショナルに出演される方は、その多くが好きを仕事にした方だと思います。
ではその方々が、常に楽しい状態で、辛いこと・大変なことがゼロかというと、見る限りそうではありません。
上手くいかず悩んだり、作業自体が大変だったり、イライラしたり、疲弊したり、そういうシーンは必ず出てきます。
仕事である以上、責任が伴います。
仕事である以上、結果を求められます。
仕事である以上、上手くいかないこともあります。
常に楽しいとか、ストレスがないとか、楽にこなせるという話ではないんですよね。
好きな仕事でも、やっぱり大変なんです。
だけど好きな仕事をしていると、辛いこと・大変なことは劇的に減りました。
そして、好きな仕事をするための辛さや大変さなので、ダメージも少ないです。
どんな仕事でも、ポジティブなこと・ネガティブなこと両方あります。
大事なのは、その割合と目的です。
例えばポジティブなことが20%で、ネガティブなことが80%の仕事なのか?
ポジティブなことが80%で、ネガティブなことが20%の仕事なのか?
そのネガティブなことは、好きな仕事をやるためなのか?
それとも嫌な仕事をやるためなのか?
もちろん正解はありません。同じ仕事でも、人によって感じ方は180度変わります。
今の仕事は、ネガティブなことが多くないか?
その目的は、嫌な仕事をするためになっていないか?
一度、考えてみてください。
まとめ
以前の僕は、「好きを仕事にすれば、辛いこと・大変なことはゼロになる」と勘違いしていました。
ある程度好きを仕事にしてわかったのは、好きを仕事にしても、辛いこと・大変なことはゼロにはなりません。
だけど、劇的に減ります!
参考になれば嬉しいです!