行動を変える鍵は、「今のやり方じゃダメだ」と本気で気付くこと

SNS・ブログ・本などを見れば、行動するためのノウハウって沢山ありますよね。
アドバイスをして下さる方も、いらっしゃいます。
でも、なかなか行動を変えられないことってありませんか?
例えば、
・HPを作った方が良い
・もっと営業した方が良い
・SNSやYouTubeで発信した方が良い
・ダイエットしたいなら、運動した方が良い
・やりたいことを見つけるには、これをやった方が良い
こんな風に、頭では「そうなんだよな〜」と思っても、なかなか行動できないイメージです。
僕は、よくあります。
昔からそうですし、今もそうです。
でも、行動を変えられることもあるんです。
「どういう時に行動を変えられるか?」って考えたら、一つ答えが出ました。
それは、「今のやり方じゃダメだ」って、本気で思えるかどうかです。
本気で思えた時は、行動を変えられます。
本気で思えてない時は、行動を変えられません。
どうすれば、「今のやり方じゃダメだ」って思えるのか?
それは、「今のやり方」を散々試して、全部行き止まりだって知ることです。
そうすることで、「今のやり方を変えないと、次のステージに進めないんだな〜」と自覚できます。
そこでようやく、行動を変えられます。
これは「頭で理解する」というより、「心から腑に落ちる」っていう感じです。
人から色々言われても、本人が腑に落ちてないと、なかなか行動は変わりません。
そもそも人間は、行動を変えるのが苦手です。
なぜなら人間にとって大事なのは命の安全で、「新しいことをやる=命が脅かされるかも」と考えるからです。
それに、新たに時間・労力・費用・リスクを掛けるっていうのは、やっぱり避けたいものです。
だから、「今のやり方」で成果を出したいと思うのは当然です。
やって頂きたい2つのこと
①「今のやり方」を散々試す
誰かが「もっとこうした方が良い」「そんなやり方じゃダメだよ」と言っても、一旦無視する位の気持ちでOKです。
その代わり、「今自分が良いと思っているやり方」を散々試して下さい。
なぜ散々試すかというと、「今のやり方を変えないと、次のステージに進めないんだな〜」と腑に落ちるためです。
散々試さないと、
・やり方がマズいから成果が出ないのか
・やり方は合ってるけど、やってないから成果が出ないのか
どちらか分かりません。
その状態だと、「やれば成果は出るけど、忙しくてやれてないだけ」という言い訳になって、時間ばかりが過ぎていきます。
もちろん、試してみることで、成果が出ればそれに越したことはありません。
ちなみに散々試すといっても、当たり前ですが、無茶はやめて下さい…。次のステージがありますので。
②できるだけ短期間で試す
今のやり方を散々試す場合、できるだけ短期間で行います。
なぜなら、次のやり方に変えても、いつかまた「今のやり方じゃダメだ」っていう時が来るからです。
今のやり方じゃダメ
→やり方を変える
→今のやり方じゃダメ
→やり方を変える…
このサイクルをできるだけ早く回すことで、どんどん遠くまで行けるようになります。
できるだけ短期間で行うコツは、行動量を増やすことです(ここで言う「行動」は、今のやり方でOK)。
そして行動した後は、「なぜ思うような成果が出ないのか」を検証することも大事です。
「短期間」と言っても、ある程度の期間は必要です。
たとえやり方が合っていても、成果が出るには、ある程度の期間は必要だからです。
「どれくらいの期間」というのは一概に言えませんが、きっと自分で、「これではダメだ」と思える時が来ます。
僕の体験談
以前は、実名も出さず、職業も明かさず、SNSも使わず、ただブログを書いていました。
誰かがそのブログを見て、「本を出しませんか?」と言ってくれることを期待してました。
実名発信で、職業を明かしたほうが良いというのは「頭では」分かっていましたが、腑に落ちてなかったんです。
でも当たり前ですが、ミラクルは起きませんでした。
そこでようやく「今のやり方じゃダメなんだな」と腑に落ちて、やり方を変えました。
別の時期の話ですが、自分から売り込むことが嫌だったので、やりませんでした。
そして、自分で良いと思っているやり方を散々試しました。
確かに一定の成果は出ましたが、理想には程遠かったです。
そこでようやく「今のやり方じゃダメなんだな」と腑に落ちて、やり方を変えました。
そうやって結局、本やSNSで見聞きしたやり方にシフトしていきました。
「最初からそうやれば良かったのに」というのは、理屈上はそうです。
ただ本人が腑に落ちてないと、行動を変えられないんですよね…。
まとめ
頭では分かっていても、なかなか行動を変えられない理由と、その対策をお話しました。
「今のやり方を変えないと、次のステージに進めないんだな〜」と本気で思えないと、なかなか行動は変わりません。
そのために、誰かが「もっとこうした方が良い」と言っても、①できるだけ短期間で、②「今自分が良いと思っているやり方」を散々試して下さい。
それを続けると、きっと、「あぁ、やっぱりそうだよな」と腑に落ちる瞬間が訪れます。