千田琢哉さんから学ぶ悩みを解決する行動力!
・やりたいことが見つからない/実現方法が分からない
・好きを仕事にしたいけどやり方が分からない
・残業を減らしたい
・仕事のミスをなくしたい
・散らかった家を片付けたい
これらに限らず、あなたは何かに悩んでいますか??(「悩む」という言葉に抵抗がある方は「考えている」とかに置き換えて下さい)。
なぜあなたは、そのことで悩んでいるのか?
それは、あなたの視野の中に、そのヒント・答えが存在しないからです。もしあなたの視野の中に、そのヒント・答えが存在するなら、あなたは悩んでいないはずです。
例えば、あなたより20上の上司を見て、「自分も20年後にはああなりたい!」と心の底から思えるなら、「やりたいことが見つからない」という悩みはないはずです。
つまり悩みというのは、今の視野(=経験や知識)では解決できなくなった時に起こる現象です。
その証拠にあなたは、家から駅までどう行けば良いのか悩んでいないでしょう。なぜなら、今の視野で解決できるからです。
悩みはポジティブなこと!
「悩み」というのはポジティブなことです。なぜなら、それを超えた先には、必ず成長が待っているからです。
僕のイメージでは、神様から「そろそろこのステージは終わりだから、次のステージに行ってね」と言われて宿題を渡された状態。もちろん次のステージは、今より素晴らしい世界です。
ヒント・答えはどこにあるの?
今の視野では解決できなくなったからこそ「悩む」わけですから、その悩みを解決するヒント・答えは、視野の「外」にあります。
視野の「外」とは?
今のままの生活を続けていたら触れることのない、情報や経験です。
視野の外を見るには、まずは読書が最適です。今の自分では会えないレベルの人、全く違う分野の人、あるいは亡くなっていて物理的に会えない人から、人生を通じて獲得した知恵を授かることができるからです。
もちろん、勇気を出して誰かに会いに行くのもありです。
ただし、本や人から情報を得ただけでは悩みは解決しません。そこで得たヒントを基に行動して初めて解決します。
行動する時に大切なこと
それは、「視野の外の話は、そもそも100%理解・納得できない」ということです。
視野の外にある時点で、あなたにとっては馴染みのない事柄です。
ですから、視野の外の事柄は、100%理解・納得できるはずがありません。逆に言えば、100%理解・納得できることなら、それはまだ視野の中の事柄です。
100%理解・納得できなくても、「せっかくだから、試しにやってみよう」と一歩踏み出した人だけが、悩みを解決できます。
反対に、「100%理解・納得できることしか行動しない」という人は、いつまで経っても視野の中で悩み続けるだけです。
悩み続ける人を否定するつもりはありません。むしろ、悩み続けるほど真剣に生きているからこそ、その悩みの方向を軌道修正して欲しいんです。
行動したら、理解・納得できる
実際行動してみると、
「あぁ、あの時言われたのはこういうことだったのか」
「あぁ、あの本に書いてあったのはこういうことだったのか」
そうやって腑に落ちる瞬間が次々と訪れます。
例えば、行ったことのない場所に旅行に行くとしましょう。ガイドブックやネットで見てもピンとこなかったことが、実際現地に行くと、「あぁ、こういうことか」と腑に落ちたことがあるでしょう。それと同じです。
百聞は一見に如かずという言葉は、正にそのとおりです。
行動しなかった過去の僕
僕はつい数年前まで、「100%理解・納得できるまで行動しない人」でした。
当時はそれが正しいと思っていたので、何の疑問もありませんでした。むしろ、「なんでもっと分かりやすく、理路整然と説明してくれないんだ!」と憤っていたくらいです。オーマイガー!
最も尊敬する千田琢哉(せんだたくや)さんの本では、「つべこべ言わず行動する」「質問した時点でアウト」という話が繰り返し出てきます。
以前の僕はそれを読んで、「いやいやいや、ムリでしょー!」と本気で思っていました。
でも今の僕なら、当時の僕にこう言います。
「いいから、やってみなよ。やらない内に理解・納得できることなんて知れてるから。」
「『すぐやる』力で差をつけろ」(千田琢哉さん)から引用!
1つやった人だけが、1つ質問する権利を与えられるのだ。これは精神論や根性論ではない。やってもいないのに、まともな質問なんてできやしないのだ。
まともな質問というのは、具体的な質問のことだ。まだやってもいないうちにする質問は、必ず抽象的になってしまう。ところが動いたあとの質問は、必ず具体的になる。しかも動いた人間にしか理解できない、具体的な質問になる。
行動しない段階の質問は、「もしこうだったら?もしああっだら?」といった抽象的質問ばかりになりますし、具体的な説明を受けてもなかなか理解できません。
テレビを買って分厚い説明書を熟読しても、テレビをつけてすらいないなら、「もしこうならどうする?」という抽象論ばかりになります。
テレビをつけて、「画面がちょっと暗いな」と気づいて初めて、「画面を明るくするのはどのボタン?」という具体的な質問ができます。
最後に、「たった2分で、夢をかなえる本。」(千田琢哉さん)より!
チャンスの神様は、しつこく理由を聞く人が大嫌いだ。しつこく理由を聞く人ほど、動きが鈍いのだ。
(中略)チャンスの神様は、理由を聞かずにさっさと行動した人に、チャンスを与える。そしてチャンスの神様は、行動した人にだけ、こっそり本当の理由を教える。
行動した人にしか、理解できないような深い気づきを与えるのだ。
すぐに動いた人は、壁にぶつかってから具体的な質問をすることができる。チャンスの神様は、すぐに動いた人の具体的な質問なら大好きだ。
そうして、チャンスの神様の助けを借りてすぐに何度でも動く人は、次々に夢を実現させていく。
まとめ
- 悩みは、今の視野(=経験や知識)では解決できなくなった時に起きます。
- その悩みを解決するヒント・答えは、視野の「外」にあります。
- 視野の外を見るために最適なのは、読書です。人に会うのも良いでしょう。
- そこから得たヒントを基に、行動することが不可欠です。このとき、「そもそも視野の外の話は、100%理解・納得できない」ということを覚えておいてください。
- 行動すれば、次々と腑に落ちます。
悩みにぶつかる→視野の外からヒント・答えを得る→行動する→また次の悩みにぶつかる・・・このスパイラルに入れたら、あなたの人生は確実に好転します!
それでは、またお会いしましょう!