「理想の仕事」の探し方【前編】〜やっと輪郭が見えた!〜

社会人になって、毎日仕事が辛くてたまりませんでした。
それで、「僕が本当にやりたいことは何だろう?」と考え続け、約10年が経ちました。
数え切れないほどの学びと試行錯誤、そして失敗を繰り返し、ようやく、「あぁ、僕はこういう仕事をしたいんだ」という輪郭が見えました。
以前からある程度は分かっていましたが、さらに数段深まった感じです。
今回はまず、僕の経験をお話します。
そして次回は、それを踏まえて「理想の仕事」を見つけるヒントをお話します。
- やりたいことが分からない
- 好きなことを仕事にしたい
- 仕事にやりがいを感じられない
そういう方の参考になれば嬉しいです!
僕の経験
先日、9時間くらいぶっ通しで動画編集をしました。
編集した動画の一部が、予告編として公開済みです。
でも、ほとんど疲れも肩こりも感じず、ゾーンに入っているというか、ものすごい集中状態。
それで夕方にふと、「あぁ、こんな時間がずっと続けば良いな」と思ったんです。
営業もせず、仕事の心配もせず、ずーっとこうしてクリエイティブな作業に没頭していたい。そう思いました。
「楽しい!」とか「テンション上がる!」とは違って、体の内側、奥底からジワーッと湧き出る幸福感・充実感です。
でも、「じゃあ僕は、動画編集が好きなんだ!」という結論は浅すぎます。
「動画編集なら何でも良いの?」、「動画編集以外はダメなの?」という話になって、結局何に幸福感・充実感を覚えるか特定できないからです。
そこで、「どうしてそう感じるんだろう?」と深堀りしてみました(この作業はオススメです!)
それで分かったのが、自分が格好良い・美しい・素敵だと感じるものを表現することに、大きな喜びを感じるということ。
「美学の表現」とも言えます。
「美学を表現したい」というのは、ここ数年コーチングを受けたり自問自答して、断片的には分かっていました。
それが、「やっぱりそうなんだよな」と腑に落ちました。
「美学の表現」は、何よりも優先して取り組みたくなりますし、寝食を忘れるほど集中できます。
だから僕は、ずーっとやっていたいんです。
それを仕事にすることが「理想の仕事」であり、「好きを仕事にする」ということ。
既に一定の割合で実現できていますが、それを100%に近づけたいと強く思いました。
仕事である以上、独りよがりでは成立しない
仕事として引き受ける以上、「僕が良いと思えばそれで良い」というわけにはいきません。
クライアントのニーズを満たし、結果を出す必要があります。
でも、「美学の表現」と「クライアントの満足」は両立し得ます。
両者の円が重なる部分は、必ずあるからです。
クライアントからニーズをうかがい、あとは任せていただき、美学を表現する。
それが同時に、クライアントも満足させられる。
これが理想的です。
仕事である以上、仕事がないと成立しない
「営業よりもクリエイティブなことをしていたい」というのが本音です。
でも、僕がこういう仕事をしていること自体、まだまだ知られていません。
だからまだ、甘いことは言ってられません。
だけど近い将来、営業しなくても仕事が絶えないような人材になれるよう、引き続き努力します。
「じゃあ、会社に入って営業は任せれば?」
そう思うかもしれません。
でも、それも違います。
会社に入れば、それはそれで不自由が生まれます。
自分の美学を最大限表現するためには、やはりフリーランスが理想的です。
もちろん価値観は人それぞれですし、会社によっても違いますが。
まとめ
約10年前、仕事が辛かった僕は、「本当にやりたいことは何だろう?」と考え始めました。
それから数え切れないほどの学びと試行錯誤、そして失敗を繰り返し、ようやく「理想の仕事」の輪郭がハッキリしました!